主要な経済指標を前に保険会社が欧州株を押し上げる

（ロイター） – 投資家が地域の経済健全性を測るためのさらなる重要なデータを待つ一方、保険会社プルデンシャルの好決算がセクターを押し上げる中、水曜日の欧州株は上昇して始まった。

過去２回の取引でそれぞれ１％近く上昇した後、０７０３ＧＭＴまでに汎欧州ＳＴＯＸＸ６００は０．１％上昇した。

欧州の保険会社は０．７％上昇し、アジアに特化した保険会社が上半期の営業利益を上回ったことを受けてプルデンシャルは２．７％上昇した。

英国の自動車・住宅保険会社がアビバの上級幹部アダム・ウィンスロー氏を新CEOに任命したことを受け、ダイレクトライン・インシュアランス・グループの株価は1％上昇した。

原油価格の上昇に追随して、比重の高いエネルギー株は0.4％上昇し、基礎資源は序盤の取引で1％近く上昇した。 [または]

ドイツのＤＡＸはこの日後半に発表される８月のインフレ統計を前に０．２％上昇した。 また、スペインのインフレ統計やユーロ圏消費者信頼感指数も注目されるだろう。

他の個別銘柄では、世界ナンバーワンの洋上風力発電開発会社であるオルステッドが、自社の米国ポートフォリオで最大50億デンマーク・クラウン（7億2,978万ドル）の減損が予想されると発表したことを受けて、11.8％下落した。

(バンガロールにてシャシュワット・チョーハンによる報告、シェリー・ジェイコブ・フィリップスによる編集)